仮想通貨とは?〜お金や電子マネーとは何が違うのか?〜
こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂
仮想通貨を持ったことがない人が、最初に疑問に思うのは「仮想通貨ってお金や電子マネーと何が違うの?」ということだと思います。
うまく伝えるのが難しいのですが、がんばって説明していきます🤓
お金の要素を「支払い」「貯蓄」「投資」「送金」「発行元」の 5 つに分けて考えてみましょう。
これら 5 つの要素を「日本円」「ビットコイン」「Suica(電子マネー)」「株」で比較表を作ってみましたので、まずこちらを見てください。
日本円 | ビットコイン | Suica | 株 | |
---|---|---|---|---|
支払い | ◎ | △ | ○ | ☓ |
貯蓄 | ○ | △ | ☓ | △ |
投資 | ☓ | ◎ | ☓ | ○ |
送金 | ○ | ◎ | ☓ | ☓ |
発行元 | 日本銀行 | ビットコインの所有者 | JR 東日本 | 株式会社 |
それでは、5 つの要素を一つずつ説明していきます。
支払い
日本円
当たり前ですが、日本国内であれば、どこでも利用できます。
ビットコイン
DMM.com、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、メガネスーパー、マルイ、チケットキャンプ、HIS、ぐるなびなどで利用できます。
しかし、2018 年時点では、まだまだ広く普及しているとは言いがたい状況ですね🙁
Suica
鉄道やバス、コンビニ、ショッピングセンター、家電量販店、ドラッグストア、飲食店など、いろいろなお店で利用できます。
株
支払いの機能はありません。
貯蓄
日本円
銀行に預金しておくことができます。
ビットコイン
仮想通貨取引所に預けておくことはできますが、価格変動が大きいので、リスクを負いたくない場合は、貯蓄には向いていません。
Suica
貯蓄目的の利用は想定されていません。
あまり知られていないようですが、チャージの上限は 2 万円までとなっているため、貯蓄には向いていません。
株
株価は変動するため、リスクを負いたくない場合は、貯蓄には向いていません。
投資
日本円
銀行に預けておいても利息はほとんど付きません😞
ビットコイン
2017 年 1 月の 1 ビットコインの価格は 約 10 万円でしたが、同じ年の 12 月には 200 万円を突破し、1 年間で約 20 倍となりました。
2017 年には投資家がたくさん参入してきましたが、価格変動が大きいため、世間ではハイリスク・ハイリターンな投資として認識されています。
Suica
投資の機能はありません。
株
会社への投資として、一般的に利用されています。
送金
日本円
銀行の口座から他の口座へ送金できます。
しかし、手数料が高かったり、銀行の営業時間外は送金できないなど不満点があります。
ビットコイン
ビットコインを送りたい相手に直接送金できます。
手数料は送金するユーザーが任意に決められます。(ただし、手数料を下げると着金に遅れが発生することがあります。)
また、銀行のような中間に仲介者がいないため、いつでも送金することができます。
Suica
送金の機能はありません。
株
送金の機能はありません。
発行元
日本円
日本銀行が発行します。
ビットコイン
ビットコインは採掘(マイニング)と呼ばれる作業よって新しいビットコインが発行されます。
マイニングはインターネットに接続されたコンピュータがあれば、誰でも行うことができます。
Suica
JR 東日本が発行します。
株
会社が株式を発行します。
さいごに
いかがだったでしょうか?
こうしてみると仮想通貨はお金や電子マネーとあまり似ていないかもしれませんね🙂
ビットコインを始めとする仮想通貨は、ものすごいスピードで進化しているので、1 年後には今と大きく状況が変わっているかもしれません。
百聞は一見にしかずということわざもありますし、興味がある人は少額(1 万円くらい)でも良いので、ビットコインを持ってみることをお勧めします。