【仮想通貨解説】Lisk(リスク)〜2018 年 2 月にリローンチ〜
こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂
今回は日本でも人気の高い仮想通貨「Lisk(リスク)」 を解説します。
リローンチ(2018 年 2 月 21 日追記)
2018 年 2 月 21 日にリローンチイベントが開催されました。
Lisk Relaunch Event - February 20th, 2018
Lisk がどんなに優れた機能を持っていても、それを世間に広めていかないと誰も使ってくれませんから、こういうイベントは重要になってきます。
今回発表された内容を簡単にまとめておきます。
名称変更
「危険」「恐れ」という意味の単語「risk(リスク)」と発音が似ていることから、名称が変更されるという噂がありましたが、名称はそのままになるようです。
新しいロゴ
新しいプロダクト名
新しい Web サイト
Core 1.0
進捗の遅れが心配されていましたが、開発は予定通り進んでいて 4 〜 6 週間以内にオープンβ版がリリースされます。
Core 2.0
SDK Core の時期バージョンでは、Lisk の手数料を抑えるための新機能「Dynamic Fee System」が実装されます。
基本情報
名称 | Lisk(リスク) |
公式サイト | https://lisk.io/ |
時価総額ランキング | 16位 |
シンボル | LSK |
時価総額 | 2,723億円 |
流通枚数 | 1億1,760万枚 |
最大発行枚数 | N/A |
合意形成 | DPoS |
ハッシュアルゴリズム | DPoS |
Lisk(リスク・LSK)の相場・価格・チャート | 仮想通貨はコインリスト
特徴
スマートコントラクト(契約情報)の記述言語に Javascript を採用している
上記のグラフは、GitHub で公開されているプログラミング言語別の人気プロジェクトの数を表していますが、ダントツで Javascript(ジャバスクリプト)が 1 位となっています。
人気の高いプログラミング言語を採用することで、Lisk のアプリケーション開発が活発になることが期待されます。
分散型アプリケーション(Dapp)の開発にサイドチェーンを採用している
サイドチェーン上に分散型アプリケーションを記述することで、スケーラビリティと柔軟性を確保しています。
1ブロックの処理時間が速い
1ブロックの処理時間は約 10 秒です。
ビットコインが約 10 分ですので、桁違いの速さですね。
将来性
Lisk は Ethereum(イーサリアム)と同じく、プラットフォーム型の仮想通貨であり、ブロックチェーン上に分散型アプリケーションを構築することを目的として設計されています。
しかし、現時点で肝心のアプリケーション開発の環境がまだ整っておらず、SDK(ソフトウェア開発キット)のリリースは 2018 年 4 月の予定です。
この分野では Ethereum が先行しているので、どう差別化していくのかが成功のカギになるのではないでしょうか。
不安要素としては、合意形成に DPoS というあまり聞き慣れないアルゴリズムを採用していて、本当に信頼性があるのかという疑念があることです。
大手IT企業のマイクロソフトと提携していることは強みですし、2018 年は Lisk にとって本格始動の年なので、大いに期待して良いと思います。(価格が上がるかどうはまた別問題ですが・・・)