【仮想通貨紹介】Ripple(リップル)〜金融業界に革命をもたらすか?〜
こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂
今回は仮想通貨「Ripple(リップル)」 をご紹介します。
最近、仮想通貨取引所の Coinbase に上場するのではないかと噂されていましたが、残念ながら公式声明で否定されてしまいましたね。
基本情報
名称 | Ripple(リップル) |
公式サイト | https://ripple.com/ |
時価総額ランキング | 3位 |
シンボル | XRP |
時価総額 | 3兆8,605億円 |
流通枚数 | 390億9,200万枚 |
最大発行枚数 | 1,000億枚 |
合意形成 | PoC |
ハッシュアルゴリズム | N/A |
Ripple(リップル・XRP)の相場・価格・チャート | 仮想通貨はコインリスト
特徴
国際送金を目的とした仮想通貨である
リップルは「銀行から海外の銀行への送金」をより効率的に行うために開発されました。
リップルXRP Building the Internet of Money 日本語字幕入り
他の仮想通貨や従来の銀行と比較して、圧倒的に速く送金することができます。
名称 | 送金時間 |
---|---|
Ripple(リップル) | 4秒 |
Bitcoin(ビットコイン) | 10 分 |
Ethereum(イーサリアム) | 2 分 |
従来の銀行 | 3 〜 5 日 |
ビットコインのようにお店で支払いに使う通貨としては考えられていないので、勘違いしないようにしましょう。
中央集権的に管理されている
ほとんどの仮想通貨は非中央集権的に管理される仕組みを持っていますが、リップルはリップル社という一つの企業が管理していて、中央集権的です。
ブロックチェーンを採用していない
ブロックチェーンは台帳管理基盤として、多くの仮想通貨で採用されていますが、リップルはブロックチェーンを採用していません。
従来の国際送金の問題点
リップルの将来性を考える前に、従来の国際送金にどのような問題点があるのか知っておく必要があります。
手数料が高い
海外で生活したことがなければ国際送金をすることもないでしょうし、手数料がいくらなのか知らないという方も多いと思います。
三菱東京UFJ銀行の国際送金の手数料は以下の通りです。
窓口で国際送金した場合、送金金額が 1 円でも手数料が 5000 円も掛かり、それに加えて円為替取扱手数料や外貨取引手数料も掛かります。
ここまで手数料が高いと、もう少額の送金はできませんね。
送金が遅い
銀行の営業時間や時差などの影響で、送金したお金を相手が受け取れるまで 3 〜 5 日ほど掛かります。
場合によっては 2 週間経っても届かないこともあるようです。
両替専用の資金が必要
送金時に両替する必要があるので、各銀行は大量の資金を確保しておく必要があります。
この資金はあくまで両替専用なので、他のことに使うことはできません。
送金先の銀行が破綻するリスクがある
送金先の銀行が破綻してしまい、送金したはずのお金が戻ってこないリスクがあります。
日本では銀行が経営破綻するなんてことは稀ですが、海外の銀行はよく分かりませんからね。
将来性
リップルは従来の国際送金の問題点を一気に解決します。
日本でも三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行など大手金融機関が参入していて、世界では 100 を超える金融機関が参入を発表しています。
今回の説明では、初心者向けに端折ってるところが多々ありますが、リップルはかなり奥が深い仮想通貨です。
もっとリップルのことが知りたいという方には「Ripple総合まとめ」というサイトをお薦めします。
興味のある方は、ぜひ見てみてください。