スカイブログ

仮想通貨や投資など、お金の増やし方を書いています。

【書評】AIとBIはいかに人間を変えるのか

AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book)

AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book)

こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂

「AIとBIはいかに人間を変えるのか」(波頭 亮 著)を読了したので、書評を残しておきます。


内容紹介

経営コンサルタント・波頭亮によるAI(人工知能)・BI(ベーシックインカム)論の決定版! 
産業革命以来の社会変化に対応するために読むべき必読書。

【人類史上初、我々はついに「労働」から解放される。この歴史的大転換をどう生きるか! 】
すべての生産活動をAIが行い、生きていくためのお金はBIで賄われる。
働く必要ない世界はユートピアか、深い苦悩の始まりか―。


本書は「AIとBIは世の中をどう変えるのか」について分析し、予測し、メッセージを提起したものである。
単なる未来予想の一つの寓話になってしまわないように、まず簡潔に、しかし総括的にAIとBIについて紹介・解説して、それぞれが持つ現代社会を根底から覆してしまう可能性を分析した上で、AIが更に発達し、BIの導入が実現すると、世の中がどう変わっていくのかを明らかにしていく。
本書を手に取ってくださった方々が、AIとBIが社会にもたらすであろう変化とインパクトを知り、AIとBIによる豊かな社会と良き人生を実現するために少しでも参考になれば幸いである(「まえがき」より)


著者について

著者は経営コンサルタントの波頭 亮さん(@ryohatoh)です。


感想

AI(人工知能)とBI(ベーシック・インカム)を同時に扱っている本は見たことがなかったので、「AI と BI はどう関係しているんだろう?」と思って読んだんですが、実はあまり関係ありませんでした😓

人間の代わりに AI が働いてくれる時代になったときに、富の再分配する方法として BI が考えられるというくらいで、ちょっと結びつきが弱い気がしますね。

内容的にも AI の章と BI の章に分かれているので、2 冊の本が一緒になっていると思って読んだ方が良いと思います。


初心者向けに書かれているので、AI や BI の知識がほとんどなくても大丈夫です。


AI の章は要約すると、以下のようなことが書かれています。

  • AI とは
  • AI の歴史
  • AI は何ができて、何ができないのか?
  • AI は人間の仕事を奪うのか?

もし他に AI に関する本を読んだことがあれば、かなり退屈な内容だと思います😓


BI の章は要約すると、以下のようなことが書かれています。

  • BI とは
  • BI のメリット
  • BI の制度的懸念点は何か?
  • BI 導入の障壁は何か?
  • BI の導入事例

私は BI について、きちんと学んだことがなかったので新鮮な気持ちで読むことができました。


「BI の制度的懸念点=BI 導入の障壁」だと思っていたのですが、実は違うらしいです😯

実は BI の制度的懸念点は解決方法があって、BI 導入の障壁は別にあると書かれています。


BI の制度的懸念点

  • フリーライダー問題(働かない人を増やす)
  • 財源問題(そもそも財源が足りない)


BI 導入の障壁

  • 官僚の抵抗
  • 「働かざる者、食うべからず」の社会通念


この本を読む前は、BI なんて実現不可能なものだと思っていましたが、実はあと一歩のところまで来ているんだなという実感が湧くようになりました。

早く「働かざる者も、食ってよし」の世界になってほしいです😊

【仮想通貨解説】NEM(ネム)〜コインチェック不正流出事件の影響は?〜

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こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂

今回は仮想通貨「NEM(ネム)」 を解説します。


ネムは「New Economy Movement(新しい経済運動)」の頭文字をとって「NEM」と名付けられました。

正確には、「ネム」は仮想通貨の名称ではなく、プロジェクトの名称です。


ネムの通貨単位は「ゼム(XEM)」になります。

「ネム」と「ゼム」って発音が似ていますが、間違わないように気をつけましょう😥


ネムの開発は、シンガポールの企業「NEM.io財団」を中心としたコミュニティによって進められています。


基本情報

名称 NEM(ネム)
公式サイト http://nem.io
時価総額ランキング 14位
シンボル XEM
時価総額 3,041億円
流通枚数 90億枚
最大発行枚数 N/A
合意形成 PoI
ハッシュアルゴリズム N/A

https://www.coin-list.co/coin/2441


特徴

マイニング(採掘)ではなく、ハーベスティング(収穫)

仮想通貨の取引では、その取引が正当であることを承認してもらうために、第三者に手数料を払って承認してもらいます。

ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨では、この承認の仕組みに「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」という方式を採用していますが、ネムでは「プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)」という方式を採用しています。

「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」では、承認作業のことを「マイニング(採掘)」と呼び、「プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)」では「ハーベスティング(収穫)」と呼んでいます。


ハーベスティングでは、ネムを 10,000 XEM 以上の所有している人の中から、取引数、取引量、取引相手などを考慮して、抽選で承認者が選ばれます。

承認者が承認すると、取引が成立し、手数料が報酬としてもらえます。


「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」には、いくつか問題点があります。

  • 承認作業には高性能な専用コンピュータが必要なため、一部の人が有利になり、公平でない。
  • 膨大な電力を消費する。
  • 取引数が増えると、取引成立に時間が掛かり、手数料も高くなる。

「プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)」では、これらの問題を解決できるため、「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」よりも有利だと考えられています。


プライベート・ブロックチェーン「mijin(ミジン)」

「mijin(ミジン)」は、仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロ社が提供している「NEMプロトコル」を採用したプライベート・ブロックチェーン製品です。

金融機関から、電子マネー、認証システム、登記システム、ロジスティクスのトラッキングまで、幅広く利用できる汎用型のブロックチェーンとして開発が進められています。



mijin - 全ての人にブロックチェーンの力を


詳しくは公式サイトをご覧ください。

mijin.io


公証サービス「Apostille(アポスティーユ)」

「Apostille(アポスティーユ)」は、ネムの新しいウォレット「Nano wallet」に新機能として実装された、所有権が移転可能な証明書をブロックチェーン上で発行できる公証サービスです。


詳しくはホワイトペーパーをご覧ください。

www.cryptostream.jp


将来性

Catapult(カタパルト)により処理速度が大幅向上

2018 年に大幅アップデート「Catapult(カタパルト)」が予定されています。

これにより、ネムの処理速度が大幅に向上します。

名称 処理件数(毎秒)
ビットコイン 14 件
イーサリアム 15 件
ネム(カタパルトなし) 120 件
リップル 1,500 件
VISA 4,000 〜 6,000 件
ネム(カタパルトあり) 4,000 件


詳しくはホワイトペーパーをご覧ください。

mijin.io


コインチェック不正流出事件の影響

2018 年 1 月 26 日に仮想通貨取引所「コインチェック」で、5 億 2 千万ネム(約 580 億円)が不正流出する事件が起きました。

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ネムそのものに問題があったわけではありませんが、「ネム=ハッキング」のイメージが付いてしまったことは否めません😔

仮想通貨は機能性だけでなく、ブランディングも重要ですからね。

【書評】魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂

「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」(西野 亮廣 著)を読了したので、書評を残しておきます。


内容紹介

漫才師、絵本作家、イベンター、校長、村長、ついには上場企業の顧問にも就任!肩書きを自由に飛び越える芸人界の異端児が書く“レールからハミ出す人のためのビジネス書”。「自分だけの仕事の作り方・広げ方」、「本当のお金の話」「常識の覆し方」「エンタメの仕掛け方」まで必読!


著者について

著者はお笑いコンビ「キングコング」の西野(@nishinoakihiro)です。


感想

同じく西野の著書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」が思ったより良かったので、こちらも読んでみました。

結構共通している内容が多い印象です。

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」が「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」の続編だと思ってもらえば良いと思います。


「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」どちらにも言えることなんですが、ビジネス書なのにお金に対して全然ギラギラしている感じがないです。

西野はお笑い芸人時代、自分の給料を母親の口座に振り込んでもらっていて、自分の貯金額を知らなかったそうなので、そういう人柄が表れているんだと思います。

それに、お笑い芸人として売れっ子だったので、もうお金には困っていないというのもあると思いますけどね😗


お金は儲からなくても良いけど、絵本作家として自分の作品を多くの人に届けるにはどうしたら良いだろう?というのが本書の出発点になっています。


一般のビジネス書

「どうやって商品を売るか?」

「どうやってお金を儲けるか?」


西野のビジネス書

「どうやって作品を届けるか?」

「どうやってビジネスとして成立させるか?」


ビジネス書らしくない砕けた表現で読みやすいので、社会人だけでなく学生さんにも読んでもらいたいですね。



【西野亮廣】道なき道の歩き方〜魔法のコンパス〜


「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」についても書評を書いていますので、良かったらこちらも読んでみてください。

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このブログで書いていること

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こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂


当初は仮想通貨のことだけを書く予定だったんですが、最近はその他の記事が多くなってきてますね😓

この記事では、このブログで書いていることを、まとめてご紹介したいと思います😌


カテゴリーを分けるとすると、以下の 5 つです。

  • 仮想通貨をはじめよう!
  • 仮想通貨の基礎知識
  • 仮想通貨解説
  • 書評
  • 資産運用


仮想通貨をはじめよう!

仮想通貨はスマホ一つあれば、はじめられますよ😉

仮想通貨がはじめてという方は、ぜひこの記事を読んでみてください!


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仮想通貨の基礎知識

「仮想通貨って何なの?お金とどう違うの?」という基本的なところから、仮想通貨の基礎知識を説明しています🙂


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仮想通貨解説

仮想通貨と言えばビットコインが有名ですが、他にもいろんな種類の仮想通貨があるんですね🤔


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書評

読書感想文です📖

仮想通貨に関係のない本も読んでいますが、参考までにどうぞ。


仮想通貨関連の書評

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その他の書評

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資産運用

できるだけリスクの低い投資で、コツコツお金を貯める方法をご紹介しています🙂


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さいごに

もし良かったら、「読者になる」を押して、このブログの読者になってください。

モチベーションも上がるし、嬉しいです😆


今後も仮想通貨を中心に記事を書いていきますので、今後ともよろしくお願いします🙂

仮想通貨の分類はたった 3 種類しかないという話

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こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂

今回は「仮想通貨の分類はたった 3 種類しかない」という話をします。


世界には仮想通貨が 1500 種類以上あるそうです。

こんなにたくさんあると、どんな仮想通貨があるのか調べるだけでも大変ですよね。


香港の仮想通貨取引所「バイナンス(Binace)」では 80 種類上の仮想通貨を取り扱っています。

マーケット画面では、仮想通貨の名前が一覧にズラーッと並んでいて、はじめて見た方はみんな困惑するじゃないでしょうか😥

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一方で株には「業種別」という分類があり、分類(「水産・農林」「鉱業」「建設」など)ごとに銘柄を探すことができます。

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仮想通貨には、分類はないのでしょうか?🤔


仮想通貨に正式な分類は存在しない

この記事のタイトルと矛盾するのですが、仮想通貨に正式な分類は存在しません。

そのため、どこの仮想通貨取引所でも仮想通貨が一覧にズラーッと並んでいるんですね😥


仮想通貨は大きく 3 種類に分けられる

仮想通貨に正式な分類はないのですが、利用目的に注目して見てみると、大きく以下の 3 種類に分けることができます。

  • 支払い型
  • 分散型アプリケーション型
  • 送金型


支払い型

1 つ目の分類は「支払い型」です。

お店で物やサービスを買うときにお金を支払います。

「支払い型」の仮想通貨は、買い物をするときに日本円や電子マネーの代わりとして支払いに利用されます。


「支払い型」仮想通貨の一覧表

名称 シンボル
Bitcoin(ビットコイン) BTC
Litecoin(ライトコイン) LTC
Bitcoin Cash(ビットコイン キャッシュ) BCH, BCC
Dogecoin(ドージコイン) DOGE
MonaCoin(モナコイン) MONA
BitZeny(ビットゼニー) ZNY
XP(エクスペリエンスポイント) XP


「支払い型」の代表的な仮想通貨はビットコインです。

もっと詳しく知りたい方は、下の関連記事を読んでみてください。

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分散型アプリケーション型

2 つ目の分類は「分散型アプリケーション型」です。

仮想通貨で動くアプリ「分散型アプリケーション」のプラットフォームとして利用されます。


「分散型アプリケーション型」仮想通貨の一覧表

名称 シンボル
Ethereum(イーサリアム) ETH
Ethereum Classic(イーサリアム クラシック) ETC
EOS(イオス) EOS
NEO(ネオ) NEO
Tronix(トロン) TRX
Lisk(リスク) LSK
IOTA(アイオータ) IOT
Status(ステータス) SNT
Waves(ウェーブス) WAVES
BitShares(ビットシェアーズ) BTS
NEM(ネム) XEM
ICON(アイコン) ICX
Cardano(カルダノ) ADA
Siacoin(シアコイン) SC
Augur(オーガー) REP
Factom(ファクトム) FCT
Steem(スティーム) STEEM
ALISmedia(アリス) ALIS


「分散型アプリケーション型」の代表的な仮想通貨はイーサリアムです。

もっと詳しく知りたい方は、下の関連記事を読んでみてください。

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送金型

3 つ目の分類は「送金型」です。

「送金」とは、銀行でいうと口座から他の口座へお金の移動させることです。

仮想通貨は 24 時間 365 日いつでも送金することができ、送金に掛かる手数料が安いという特徴があります。


「送金型」仮想通貨の一覧表

名称 シンボル
Ripple(リップル) XRP
Stellar(ステラー) XLM
Nano(ナノ) XRB
Monero(モネロ) XMR
DigitalCash(ダッシュ) DASH
ZCash(ジーキャッシュ) ZEC
Verge(ヴァージ) XVG
PIVX PIVX


「送金型」の代表的な仮想通貨はリップルです。

もっと詳しく知りたい方は、下の関連記事を読んでみてください。

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その他

ほとんどの仮想通貨は「支払い型」「分散型アプリケーション型」「送金型」のいずれかに分類できるのですが、一部どれにも分類できない例外があります。

何事にも例外はつきものですね😓


「その他」仮想通貨の一覧表

名称 シンボル
Gas(ガス) GAS
Binance coin(バイナンスコイン) BNB
KuCoin Shares(クーコインシェアーズ) KCS
Tether(テザー) USDT


さいごに

今回紹介した分類方法は正式なものではありませんが、たくさんある仮想通貨を整理するのに役立つと思います。

ビットコインイーサリアムリップルは、各分類の代表的な仮想通貨となっているので、とても重要です。

この 3 種類の仮想通貨だけは、どんな特徴があるのか覚えておいた方が良いと思います。

【仮想通貨解説】Bitcoin(ビットコイン)〜いつまで仮想通貨の王様でいられるか?〜

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こんにちは、スカイ(@nskydiving)です🙂

今回は仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」 を解説します。


ビットコインは最も有名な仮想通貨なので、ご存知の方も多いと思いますが、 おさらいだと思って読んでもらえればと思います。


ビットコインのはじまりは、2008 年にサトシ・ナカモトが 発表した論文「Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System(ビットコイン:P2P 電子マネーシステム)」だと言われています。

この論文でビットコインの基盤技術である「ブロックチェーン」が注目されるようになり、ビットコイン以外にも多くの仮想通貨が作られるようになりました。


ビットコインが日本で注目されはじめたのはつい最近ですが、実は 10 年前からあるんですね😯


基本情報

名称 Bitcoin(ビットコイン)
公式サイト https://bitcoin.org/
時価総額ランキング 1位
シンボル BTC
時価総額 16兆5,682億円
流通枚数 1,691万枚
最大発行枚数 2,100万枚
合意形成 PoW
ハッシュアルゴリズム SHA256

https://www.coin-list.co/coin/1


特徴

非中央集権的である

日本円や米ドルなどの法定通貨はその国の政府や中央銀行によって管理されていますが、ビットコインにはそのような管理者がいません。

ビットコインは開発者や利用者などで構成されるコミュニティによって管理されています。

そのため、社会情勢の影響を受けにくいという特徴があります。


世界中で利用できる

法定通貨は国ごとに決められていますので、海外旅行するときにはその国の通貨に両替する必要がありますが、ビットコインは世界共通の通貨なので、両替の必要がありません。


送金が簡単にできる

インターネットに繋がっていれば、いつでも簡単に送金ができます。

もう銀行の営業時間や高い手数料を気にする必要はありません。


ビットコインから派生した仮想通貨がたくさんある

ビットコインから派生(ハードフォーク)した仮想通貨がたくさんあります。

名称 シンボル
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash) BCH, BCC
ビットコインゴールド(Bitcoin Gold) BTG
ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond) BCD
ユナイテッドビットコイン(United Bitcoin) UBTC
スーパービットコイン(Super Bitcoin) SBTC
ライトニングビットコイン(Lightning Bitcoin) LBTC
ビットコインフェイス(Bitcoin Faith) BTF
ビットコインエックス(Bitcoin X) BTX
ビットコインゴッド(Bitcoin GOD) GOD
ビットコインファイル(Bitcoin File) BIFI
ビットコインキャッシュプラス(Bitcoin Cash Plus) BCP
セグウィットツーエックス(SegWit2X) B2X
ビットコインフラッシュ(Bitcoin Flash) BTF
ビットコインインタレスト(Bitcoin Interest) BCI
ビットコインウラニウム(Bitcoin Uranium) BUM
ビットコインシルバー(Bitcoin Silver) BTSI


たくさんありますが、がんばって全部覚える必要はありません。

日本の仮想通貨取引所でも取り扱いがある「ビットコインキャッシュ」ぐらい覚えておけば良いと思います。


将来性

時価総額もすべての仮想通貨野中で 1 位となっていて、今や仮想通貨の代名詞と言っても過言でではないでしょう。


しかし、ビットコインの利用者が増えたことにより、送金に時間が掛かったり、送金手数料が上がってしまう「送金詰まり」の問題が指摘されることがあります🙁

この問題を解決するため、ビットコインから派生した仮想通貨がビットコインキャッシュです。

将来的にはビットコインキャッシュや他の仮想通貨がビットコインに取って代わる可能性もあります。


多くの仮想通貨取引所で基軸通貨となっていている現状を考えると、今後しばらくは仮想通貨の中心的な存在であり続けると思います🙂

【初心者歓迎】スマホでビットコインをはじめよう!

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みなさんは「ビットコイン」って聞いたことはありますか?

一言でいうと、電子マネー(Suica や nanaco など)をより便利にした仮想のお金です。


今回はビットコインをまだ持ったことがない方のために、ビットコインの買い方をお教えしたいと思います🙂


ビットコインを購入するには、「仮想通貨取引所」の口座を作る必要があります。

「仮想通貨取引所」は仮想通貨の銀行のようなものだと思ってください。


日本にはたくさんの仮想通貨取引所がありますが、今回は定評のある仮想通貨取引所「ビットフライヤー(bitFlyer)」で口座を開設して、ビットコインを購入するところまで、順を追って説明していきます😉


準備するもの

ビットコインを購入するために、いくつか必要なものがありますので、あらかじめ準備しておきましょう。

  • メールアドレス
  • スマートフォン
  • 身分証明書(運転免許書、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証など)
  • 銀行口座の通帳またはキャッシュカード
  • 日本円(1,000 円以上)


この記事ではスマートフォンを使って進めていきますので、パソコンは不要です。

また iPhone を使って説明していますが、Android のスマートフォンでも問題ありません。


ビットコイン購入の流れ

ビットコインを購入するまでの流れは、以下の通りです。

  1. 仮想通貨取引所で口座を開く
  2. 本人情報、銀行口座情報を登録する
  3. 本人確認のハガキを受け取る
  4. 日本円を入金する
  5. ビットコインを購入する


ビットコインを買ってみよう!

1. 仮想通貨取引所で口座を開く

まずはビットフライヤーの口座(アカウント)を作りましょう!


最初に下の「口座を作る」ボタンを押してください。


ビットフライヤーのホームページが表示されます。

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下にスクロールしていくとメールアドレス入力欄が現れるので、メールアドレスを入力して、「メールアドレスでアカウント作成」ボタンを押してください。

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ビットフライヤーからメールが届きます。

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メール認証ページで、先ほど届いたメールに記載されている「キーワード」を入力して、「アカウント作成」ボタンを押すと、次の画面に進みます。(「初回パスワード」と間違わないように注意してください。)

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次の画面で 4 つのチェックボックスにチェックを入れて、「bitFlyer をはじめる」ボタンを押すと、アカウント登録が完了します。

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2. 本人情報、銀行口座情報を登録する

ここからはスマートフォンのアプリを使用しますので、「App Store からダウンロード」ボタンを押してビットフライヤーのアプリをダウンロードします。

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アプリを起動して、ホーム画面で「ログイン」ボタンを押すと、ログイン画面に進みます。

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「E メール」欄にメールアドレス、「パスワード」欄に先ほど届いたメールに記載されている「初回パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンを押すと、ログインします。

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ログインに成功すると、ホーム画面が表示されます。

画面左上のメニューボタン(赤丸に「1」と表示されているところ)を押すと、画面左側にサイドメニューが表示されます。

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サイドメニューにある自分のメールアドレス(赤丸に「!」が表示されているところ)を押して、マイアカウント画面に進みます。

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「登録内容」(赤丸に「!」が表示されているところ)を押して、登録内容画面に進みます。

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登録内容画面で以下の情報を登録します。(その他の情報は登録しなくても構いません。)

  • 「ご本人情報の登録」
  • 「ご本人確認資料のご提出」
  • 「お客様の取引目的のご確認」
  • 「銀行口座情報確認」

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ご本人情報の登録

最初に「ご本人情報の登録」で本人情報を登録します。

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ご本人確認資料のご提出

「ご本人確認資料のご提出」で身分証明書の画像ファイルをアップロードします。

身分証明書の画像ファイルはスマホのカメラで撮影するなどして、ご自身で準備してください。


取引時確認事項

「取引時確認事項」で取引目的を登録します。

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銀行口座情報確認

「銀行口座情報確認」で銀行口座情報を登録します。

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3. 本人確認のハガキを受け取る

本人確認資料を提出すると、1 週間程度で登録完了のハガキが届きます。

登録完了のハガキが届くまでは、ビットコインを購入することができませんので、注意してください。

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4. 日本円を入金する

メニューの「入出金」を押して、ビットフライヤーの口座へ日本円を入金します。

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入金方法は「銀行口座からお振込」「クイック入金」から選べますが、「クイック入金」は手数料が 324 円掛かるので、「銀行口座からお振込」がお薦めです。

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手数料一覧・税 - ビットコイン(Bitcoin)の購入/販売所/取引所 | ビットコインの購入/販売所/取引所【bitFlyer】


5. ビットコインを購入する

ここまでの道のりが長かったですが、いよいよビットコインを購入します。

購入方法は「販売所」「取引所」から選べますが、初心者の方には簡単な「販売所」をお薦めします。

「販売所」はちょっと手数料が高いので、慣れてきたら「取引所」も使ってみてください。


販売所:ビットフライヤーと仮想通貨を売買できます。

取引所:株のようにユーザー同士で仮想通貨を売買できます。


「ビットコイン」を押すと、ビットコイン購入画面に進みます。 f:id:nskydiving:20180311135323j:plain


ビットコイン購入画面で「購入価格(BTC/JPY)」の下に表示されている数値が 1 ビットコインの購入価格です。

はじめてビットコインを購入される方はびっくりするかもしれませんが、1 ビットコイン = 971,045 円もしています。

つまり 1 ビットコインを買うのに、おおよそ 100 万円とするということですね。

しかしご安心ください。

ビットコインは 0.001 ビットコインから購入できます。

いきなりたくさんのビットコインを買うのはちょっと不安なので、最初は 0.001 ビットコイン(約 1,000 円分)だけ買ってみましょう。

「数量(BTC)」欄を押すと数量を入力できますので、「0.001」を入力して、「買う」ボタンを押すと、購入確認画面に進みます。

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購入確認画面で内容を確認して、間違いなければ「注文確定する」ボタンを押して購入してください。(やり直しはできませんので、注意してください。)

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自分がいくらビットコインを持っているかは総資産画面で確認できます。

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さいごに

ビットコインの購入についての説明はこれで終わりですが、最後に 1 つだけ注意点があります。

ビットコインの価格は日々変動しています。

2017 年の 1 月に「1 ビットコイン= 15 万円」だったのが、1 年経って「1 ビットコイン= 100 万円」まで上昇しています。

上がるのは良いのですが、逆に下がる可能性もあるので、リスクは十分に理解して自己責任であるということを覚えておいてください。


この記事を書いている時点では、まだビットコインで買い物ができるお店は少ないですが、これから徐々に増えてくると思います。

また今回は紹介しませんでしたが、ビットコイン以外にもいろんな種類の仮想通貨があります。

興味を持った方は勉強してみると面白いかもしれません。

このブログでも仮想通貨のことを書いていますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。